「丸亀製麺」ロンドン初の店舗がグランドオープン！初のヴィーガンメニューも提供

2021年8月6日 NEWS

※本稿はAll about編集部の柿崎真英氏による寄稿を編集・抜粋しています。

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」のロンドン第1号店（現地名称：Marugame Udon）が7月26日（月）にオープン。

丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスは、今回のロンドンへの出店を皮切りに、欧州での丸亀製麺の本格展開をスタートするとのこと。

まずはイギリス国内で2021年12月までに5店舗を新規出店する予定としています。

丸亀製麺がロンドンに進出！

2011年に海外1号店となる丸亀製麺ハワイ・ホノルル店を出店後、海外展開を積極的に進めている同社。

今回のロンドン店オープンにより、海外での丸亀製麵の展開はアメリカ、台湾、香港、インドネシア、フィリピンなど世界11の国と地域で232店舗まで拡大しています。

丸亀製麺ロンドン1号店の出店場所に選ばれたのは、ロンドン都心部の主要ターミナル駅であるリバプールストリート駅のすぐそばで、世界中の多彩なレストランが集まる人気エリア。

オープン初日には開店前から100名ほどの行列ができ、大盛況のスタートとなったようです。

日本と同様に、ロンドン支店でも店内に製麺機を置いて日本産の小麦粉で生地を作り、打ち立て、茹で立てのもちもちのうどんを提供しています。また、多様なニーズに応えられるよう、店内飲食に加えて、テイクアウトやデリバリー、ネットで注文し店舗で受け取るクリック＆コレクトにも対応するという。

メニューに関しては、日本で定番人気の「釜揚げうどん」や「かけうどん」、「肉うどん」などはもちろん、日本食に馴染みのない利用客向けに、ロンドンでメジャーな日本食をベースにした「豚骨うどん」や「チキンカツカレー丼」なども取りそろえているとのこと。

値段は、3.45ポンド（約520円）からとお手頃価格で販売しています。

また、客の目の前で調理する天ぷらやおむすびなどのサイドメニューのほか、好きなだけトッピングができる、青ねぎ、しょうが、天かすなどの薬味も用意。

オープン初日は、海外丸亀でもトップセラーの「肉玉うどん」が一番人気で、他には「豚骨うどん」や「チキン白湯うどん」などの日本にはないメニューが上位に入ったと言います。

さらに、同店では様々な食習慣の方が楽しめるよう、丸亀製麺初となるビーガン向けメニューを全体の30％を占める割合で導入。

通常では魚介を使用するうどんのだしは、野菜を使用した植物性のだしに変更し、それをベースに「かけうどん」や「キムチ焼きうどん」、「カレーうどん」などを用意しています。

天ぷらの衣もビーガン仕様となっているそうで、どんな人でも楽しめる「うどん食」を提供したいという思いが伝わってきますね。