鉄道ファンはもちろんのこと、子どもや家族連れに人気を博していた2階建て新幹線E4系MAX。
2021年10月1日に定期運行を終え、ラストランが出発しました。
多くの人に惜しまれつつ引退したE4系MAXについてまとめていきます。
E4系MAXは1997年12月20日から運用を開始しました。
新幹線なのに2階建てというもの珍しさに鉄道ファンはもちろんのこと、子どもや家族連れの旅行の際には楽しさ倍増であったことでしょう。
1997年には東北新幹線で、2001年には上越新幹線で営業を開始しました。
1999年には山形新幹線との併結運転を開始。
東北や上越地方への旅行や、帰省の際に乗った方も多いのではないでしょうか。
2005年には東北新幹線仙台駅以北、2012年には東北新幹線大宮駅以北での定期運用が廃止されてしまいましたが、その他のエリアでは活躍し続けていました。
2014年「新潟ディスティネーションキャンペーン」に合わせて朱鷺色にデザインされ、走行している地域感を表したことも。
2016年新塗装が施され、現在に至ります。
E4系MAXはなんと言っても乗車する際に階段があるというワクワク感と、2階からは一般的な新幹線と違った景色を望めることが魅力でした。
指定席や自由席問わずシートはゆったりしており、きれいな景色を眺めながらの乗車は素敵なものであったと思います。
惜しまれつつも引退したE4系MAX。
乗る機会を逃してしまった方も、最後のチャンスがあることが分かりました。
・Max とき&やまびこ
運転日:2021年10月9日、10日
運転区間:新潟駅・盛岡駅
・Max とき
運転日:2021年10月16日、17日
運転区間:新潟駅・東京駅
こちらが最後に乗れる機会とのこと。
乗車せずとも、その姿をカメラに抑えられる最後のチャンスですので、鉄道ファンの方やE4系MAXにお世話になった方はぜひ目に焼き付けておきましょう。
また、JR東日本ではE4系MAXの専用ページが解説されており、思い出のエピソードも見られますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
運用開始から24年、沢山の人の思い出を運んだE4系MAXですが、惜しまれながら引退します。
皆さんも思い出がある方がいるのではないでしょうか。
一緒に乗った友人や家族とE4系MAXの思い出を語るのもよいかもしれません。
新型コロナの影響で大変なご時世かとは思いますが、最後の姿を見たいという方は10月のチャンスにE4系MAXに会いに行ってはいかがでしょうか。