過激なドッキリ企画で人気のYouTuber「がーどまん」(登録者数175万人)が13日、住宅の目の前で100本近い花火を点火され、一歩間違えれば火事寸前の被害に遭っていたことを報告。
事件があったのは、がーどまんが動画の撮影場所として利用している住宅。
家の軒先に設置した花火に、手に持ったライターで火をつける男性。
煙が上がり始めたことを確認すると、男性らは花火にカメラを向けつつ、走ってその場を後にしました。
犯行の一部始終を映したビデオでは、暗い住宅街の中で、赤色や緑色の派手な閃光とともに、花火が燃え盛る様子が確認できます。
この日、SNSやサブチャンネル(登録者数80万人)にて公開した動画の中で被害を報告したがーどまんは、事件当時、住宅内のスタジオで睡眠をとっていたことや、花火の近くにはプロパンガスのボンベが置いてあったことにも触れつつ「もしかしたら死んでたかもしらん」「怖いししんどい、精神的に」と、犯行の悪質さを訴えました。
今回の放火紛いの犯行に加えて「家の前で野糞したやつとおんなじ奴」と、同じ人物から別のいたずら被害に遭っていたことも報告。
こうしたいたずらの様子は、動画配信アプリ「TikTok」にも投稿されていたといいます。 普段は“エンターテインメント”として、過激なドッキリ企画を投稿しているYouTuberなだけに、「問題やで、TikTokで行き過ぎた動画を上げるとか。話になってない」とモラルの欠如に警鐘を鳴らしています。
がーどまんはすでにこの件について被害届を提出したことを明らかにしつつ、「警察も(犯人を)捜すのにめっちゃ困ってて(中略)集まった情報を岸和田警察に共有してほしいってことだったんで」「情報があったら、ぜひDMの方に送ってもらって」と、視聴者に情報提供を呼びかけました。
これに合わせてツイッターでは、犯人とされる人物の顔写真や、SNSアカウント名なども公開されています。
動画内ではやつれた様子で何度も「しんどい」と口にしつつ、「とりあえず警察に自首してほしいですね」「放火魔やで、ほんまに」と話したがーどまん。
その様子を見たファンからは、がーどまんの無事に安堵する声のほか、「これは限度超えすぎ、拡散しましょう」「殺人未遂と変わらんやんけ」「制裁を与えてほしいです」と犯人への罰を求める声や、「ゾッとする」「人生潰そう」といった怒りの声が上がっています。
なお、「SNS弁護士キタガワ」こと弁護士の北川貴啓氏によると、 今回の犯行は「建造物以外放火罪」に該当する可能性があり、その場合は「1年以上10年以下の懲役」が科せられるとのことです。
もし①居宅に火が移ってしまい燃えた場合は「現住建造物放火罪」(死刑または無期もしくは5年以上の懲役)、②居宅以外の物を燃やした場合は「建造物以外放火罪」(1年以上10年以下の懲役)となります。
今回の花火が居宅に燃え移ってしまうほどの威力だったかは、映像を見る限り断言しにくいですが、近くにガスボンベがあり引火の危険性が高かった状況であれば、①の未遂罪に該当する可能性はゼロではないと思います。
住宅街での行き過ぎた行為に、厳しい声が相次いでいます。
チャンネルがーどまんでは、ファンが今回の住宅やMYの家に嫌がらせに来る様子を動画で公開しています。
メンバーも20代前半とまだまだ若く、ファンやリスナーも未成年や若い層が多そうです。
まだ中高生の場合、過激系youtuberだから何してもいいと勘違いしてしまっているファンも多そうですよね。
今回の件はテレビニュースでも放送されていました。
今回の事件をきっかけに、今後いたずらで来る人の抑止力になればよいのではないかと思います。