『週刊少年ジャンプ』で人気連載中の漫画【呪術廻戦】が、作者・芥見下々先生の体調不良のため、21日発売の同誌29号より、しばらくの間休載すると10日、公式ツイッターで発表されました。
休載することでストーリーの進行や完結するかについても注目されますが、今後はどうなっていくのでしょう。
今回の休載に関する発表内容や今後の完結時期の予想について調べていきましょう。
人気漫画【呪術廻戦】のあらすじは?【呪術廻戦】とは、2018年から『週刊少年ジャンプ』にて連載中の人気漫画。
人間の負の感情から生まれる「呪霊」を呪術を使って祓う呪術師たちの闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画です。
普通の高校生活を送っていた主人公・虎杖悠仁が呪術師として仲間と共に成長していく青春ストーリーも見どころとなっています。
バトルシーンも臨場感たっぷりでバトル漫画としての評価もかなり高いです。
また魅力的なキャラクターが多くグッズ販売なども好調で、あの【鬼滅の刃】に匹敵する人気漫画と言えるでしょう。
「週刊少年ジャンプ」編集部は2021年6月10日、連載漫画「呪術廻戦」を次号からしばらく休載すると発表しました。
作者の芥見下々先生の体調不良が理由で休載期間は1ヶ月間ほどとしています。
公式ツイッターでは「芥見先生の体調不良により、『呪術廻戦』は次号からしばらくの間、休載いたします」と報告。
「芥見先生は執筆の継続を望んでおりましたが、編集部と協議の結果、一定期間休んで体調の回復を図っていただいた方が良いと判断しました」と説明しています。
また芥見先生からのコメントも発表。
「以前から編集部側からまとまった休載の打診はあったのですが、私自身が週刊連載のスピード感のない呪術廻戦に魅力を感じないこと、早く完結まで描いてしまいたいことなどを理由にこれまで回答を保留にしていました」
「ただ、単発の休載では他の作家さん達と比べて周回遅れのようなスケジュールを巻き返すことが出来ず、このままでは同じことの繰り返しになってしまうので今回編集部側の提案に甘えさせていただくことになりました。期間は一月ほどになります」
「体調を崩したと言っても大病したわけではなく、メンタルは通常運転なのでご心配に及びません。ただただお待たせして申し訳ないです。復帰からは新連載のつもりで頑張ります」
ファンからは「ゆっくり休んでくださいね!」「お大事にしてください……全然待ちます」「こちらもいつまでも待ってますから!」といったような励ましと応援の言葉が多く寄せられており、芥見先生の回復を祈る言葉が多いです。
物語はまだまだ続いていますが、芥見下々先生はあと1年半~2年で終わるかもと仰っていました。
ただ今回の休載の期間によってはまた完結まで伸びる可能性もありますが、1ヶ月ほどの休載であれば完結時期にはそんなに影響はしなさそうですね。
ちなみに、ここ最近の週刊少年ジャンプの平均連載期間は3~4年で終了の傾向があります。
【呪術廻戦】は連載開始が2018年なので、2022年ごろの完結が予想できますが、休載の影響は出るのでしょうか。
人気作品だった【BLEACH】【ハイキュー】は6年程で連載終了しました。
【呪術廻戦】は現在連載中のジャンプの漫画の中でトップクラスの人気なので、もしかすると長い連載をすることも可能性としてはあると思います。
ただあれほどの人気があった【鬼滅の刃】でも約4年ほどの連載でしたので、恐らく2022年くらいには完結になるのではないでしょうか。
6/4に渋谷事変完結篇となる16巻が発売されたばかりの【呪術廻戦】2021年12月には初のアニメ映画公開も決定し、ますます盛り上がってきている中での休載になりますが、芥見先生にはぜひゆっくり休んでいただき、またみんなを夢中にさせる呪術の世界を描いてほしいと思います。