大手コンビニエンスストアのローソン・ファミリーマート・セブンイレブンでは、消費期限の近い食品を割引やポイント付与対象などにして食品ロスを目指すことを発表しました。
対象の商品を購入すると、割引やポイントを付与するとのことです。
各コンビニエンスストアでどのような内容でおこなわれていくのか、まとめていきます。
コンビニエンスストアによっても取り組みをおこなう店舗や商品の内容が違います。
ここではそれぞれの内容について説明していきます。
ローソンではAIを活用して値引き販売の実証実験をするという、画期的なシステムを導入します。
今までも店舗側が自由に値引きをすることが出来ましたが、今回は実験的な取り組みとしてAIを導入するとのことです。
対象商品はおにぎりやサンドイッチ、お弁当だといいます。
その日の状況に応じてAIが引き額を計算し、店員が値引きシールを貼り割引になります。
ファミリーマートでは7月からフランチャイズチェーン店に対し、消費期限の迫った商品を「エコ割」として販売します。
対象商品はおにぎりやサンドイッチとのこと。
本部が値引き額とバーコードを用意し、店舗で対象商品に貼っていく仕組みになっています。
こうすることで価格設定の手間が省け、より割引がしやすくなることで消費期限の近い商品が購入されやすくなるのです。
セブンイレブンではおにぎりやお弁当などの米類、麺類などの対象商品を電子マネー「nanaco」で購入すると5%のポイントがもらえる仕組みになっています。
対象商品の種類は約300種類と非常に豊富。
この取り組みにより既に効果が出ているということですので、有効な方法ですね。
・手前から商品を取る
・対象のシールを見つける
この2点がお得にお買い物をするポイントです。
手前から商品を取るというのは、「てまえどり運動」として農林水産省からも推奨されています。
基本的に消費期限の近いものが手前に並べられますので、割引された商品である可能性が高いです。
対象のシールを見つけることも重要です。分からない場合は店員さんに聞くなどして、食品ロスを減らしていきながらお得に買物をしましょう。
現在様々なところで食品ロスやプラスチック削減などの地球に優しい対策が取られていますが、コンビニエンスストアでもこういった取り組みが始まっています。
誰でも取り組める活動ですので、皆さんで協力し合いましょう。