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国際芸術祭「東京ビエンナーレ2021/2021」、7月10日から開催

国際芸術祭「東京ビエンナーレ2021/2021」、7月10日から開催

東京の街を舞台とした国際芸術祭である「東京ビエンナーレ2020/2021」が、2021年7月10日(土)から開催される。

<h2>東京の街を舞台に開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ」とは</h2>

「東京ビエンナーレ」は、東京・北東エリアを舞台に展開される国際芸術祭。

開催は今回が初となり、今後は2年に1度を予定。世界中から多様なジャンルの作家やクリエイターが集結し、地域住民と一緒に作品を作り上げていく。

イベントの前身である「日本国際美術展(通称:東京ビエンナーレ)」は、日本・アジア初の国際美術展として、1952年から18回にわたって日本各地で開催。

中でも1970年の<人間と物質>をテーマに掲げた第10回は、日本の美術史に大きく足跡を残す美術展のひとつとなった。

当初「東京ビエンナーレ」は2020年夏に「東京ビエンナーレ2020」として開催を予定していたが、新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を鑑みて会期の延長を決定。

2020年はプレ会期としてさまざまなアートプロジェクトを実施しながら、イベント名称を「東京ビエンナーレ2020/2021」と改めて今回の開催に至った形だ。

同芸術祭のテーマは<見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―>。

東京の北東に位置する千代田区・中央区・文京区・台東区の施設や公共空間を中心に、以下6つのエリアに分けて特色豊かな展示が行われる。

  • 神田・湯島・上野・蔵前エリア
  • 大丸有・日本橋・京橋・銀座エリア
  • 本郷・水道橋・神保町エリア
  • 番町・麹町エリア
  • 谷根千・日暮里エリア
  • その他のエリア

同芸術祭では、携帯電話を片手に鑑賞できるAR作品を始めとした、最新デジタル技術を取り入れた体験型の作品も展示。

トークイベントやストーリーテラーによる作品案内、第一線で活躍する批評家や編集者を招いたアートライティングスクールなど、参加型のプロジェクトも多数行われる。

また参加アーティストの作品販売など、オンラインで楽しめるイベントも。売り上げは同芸術祭における各アーティストの活動資金として活用される。

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響を経て、約1年後の本開催を迎えた「東京ビエンナーレ2020/2021」に引き続き注目していきたい。

【東京ビエンナーレ2020/2021】

2021年7月10日(土)〜9月5日(日)※会期は変更になる可能性あり

パスポート:本券(発売期間7月1日〜9月5日)一般2,500円・学生1,900円

個別鑑賞券(作品毎):本券(発売期間7月1日〜9月5日)一般500円・学生350円