俳優の小出恵介がABEMAの連続ドラマ「酒癖50(フィフティ)」(15日スタート、木曜・後10時)に主演し、4年ぶりにドラマ復帰することがわかりました。
17年6月に未成年女性と飲酒し、不適切な関係を持ったとして未期限活動停止となり、その後20年夏に日本で芸能活動を再開してから、初のドラマ主演になります。
鈴木おさむ氏のオリジナル脚本で、「とんでもないバッドエンドの話が続く」内容との事です。
小出が演じるのは、酒癖の悪い人間に更生プログラムを提供する会社に勤めるなぞ多き主人公・酒野聖(さけの・せい)。とある企業の社長の依頼を受けて「Hate Alcoholプログラム」を開講、一気飲みの強要や酒乱、無礼講など、過度な飲酒によって問題を起こす“酒癖モンスター”たちを独自の方法で解決に導いていきます。
メガホンを執るのは新進気鋭の小林勇貴監督。
小出は「お酒を題材にしたテーマですが、人間の弱さや愚かさをシャープにあぶり出している作品。人間の負の部分にスポットを当てるのは難しいですが、そこにしっかりと向き合って丁寧に描いています。普段、お酒を飲む、飲まないに関係なく、誰もが身につまされる、ズシンと心に来る、深く考えさせられる骨太の作品になっています」とコメントしました。
4年ぶりのドラマ復帰に「努力しないとパフォーマンスに(影響が)出ると思っていたので、しっかりと準備して臨みました。4年という時間がハードルに感じたこともありましたが、『挑戦』の気持ちですべてをさらけ出す気概で挑みました。」
と語った小出恵介。
「自分をインスパイア(鼓舞)するものであり、受け入れて向き合うことで、より大きな意味で挑戦、成長したいという覚悟を持って臨みました。人生、生きていて、きれいごとだけじゃない。自分の体を通して学んだし、経験したからこそ表現に昇華できる機会をもらえたのは大変ありがたかったです」としみじみと語りました。