エンタメ・芸能・youtube・SNSをまとめたメディアサイト!

IOCバッハ会長が大失言 ツイッターでは大喜利状態に

バッハ会長

8日から来日している国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が13日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)と都内で会談した。

会談の最中、バッハ会長は「最も大事なのは中国国民」と発言。その前代未聞の失言は、瞬く間に世界が知るところとなった。

バッハ会長 失言の背景にある中国との関係性は

組織委員会の橋本会長との会談で、バッハ会長は安心安全の大会開催を強調した上で、日本人の安全を訴えるシーンで「チャイニーズピーポー」と発言。

その後すぐに「ジャパニーズピーポー」と言い直したが、完全に後の祭りとなった。

バッハ会長が思わず「中国国民」と言い間違えた理由として、来年冬に開催予定の北京五輪が挙げられる。

新型コロナウイルス問題に加えて、ウイグル地区や香港での弾圧を受けて参加を辞退する国も出ている北京五輪。

それらの問題がバッハ会長の頭を悩ませていたことには違いないが、日本より中国を意識していると取られてもおかしくない発言に対し、日本国民から怒りの声が挙がるのは当然だと言えるだろう。

反対に、中国国民はバッハ会長の発言に沸いている状態だ。

中国国内では、日本が重要視されていないことを指摘して勝ち誇る声や、バッハ会長は中国が大好きなのだといった主旨の声が挙がっているという。

IOCのスポンサーには、アリババグループを始めとする中国企業が名を連ねていることから、IOCは中国に頭が上がらないといったことがかねてから指摘されていた。

今回の失言はIOCと中国との関係性が、最悪なタイミングで露呈した形だと言えるだろう。

バッハ会長の失言後はツイッターで関連ワードがトレンド入り

失言後のTwitterでは「#チャイニーズピープル」「#バッハ会長痛恨」「#バッハ帰れ」といったハッシュタグがトレンド入り。

失言に対して怒りの声が多数ツイートされていたが、14日現在は「#次にバッハ会長がしそうなこと」がトレンド入りし、大喜利状態となっている。

「広島に来てお好み焼きを「広島焼き」と言う」

「広島訪問中、フクシマと言い違う」

「山梨会場で「富士山は静岡の宝ですね」と言ってしまう」

また、この状況に対して、

「国によったらものすごい抗議デモとか暴動起こったり暴徒が押し寄せたりしそうなのに

ツイッターランドで大喜利して昇華するだけで終わる日本てものすごいものすごい平和な国だよなぁ」

といった感想も見られた。