缶詰のパイナップルの味や形を模した「パインアメ」の香りを再現した石けん「パインアメソープ」(税込み888円)をミヨシ石鹸が開発しました。
クラウドファンディングサイトで先行購入者を募ったところ、19日の時点で購入総額が目標の5058%にあたる449万6164円に上がりました。
ミヨシ石鹸の公式アカウントが12日にTwitter(ツイッター)に書き込んだ通り、パインアメソープはインターネットの話題をさらいました。
石けんは直径8.8センチメートル、重さ175グラム。手のひらよりやや大きいくらいのサイズですが、真ん中に穴が空いたデザインは一口サイズのパインアメのようです。香りについてもモチーフのお菓子そっくりに再現したとのこと。
12日からクラウドファンディングサイト「Makuake」で、1個ごとのバラ売りや8個セット(同6464円)などの先行販売を始めたところ、約2時間で目標金額の8万8888円を達成し、24時間後には目標の10倍を超えました。
早々に完売したため商品が追加されましたが、それもすぐに売り切れ、19日の時点でサポーター(購入者)が1832人、購入総額が目標の5058%にあたる449万6164円に上がりました。
開発の背景にはメーンターゲットである30~50代の女性以外の層にもアピールしたい考えがありましたが、多方面にアンテナを張るネットユーザーの間で「バズった(話題になった)」ことで目的を果たせたと言えるでしょう。
パインにとってお菓子に含まれる香料の情報は秘中の秘。看板商品の名を冠した商品を作るとはいえ“トップシークレット”を外部に知らせるわけにはいかないわけです。
こうした難題をクリアしたパインアメソープは、「パインアメの日」の8月8日からミヨシ石鹸の公式オンライストアで予約販売されます。
しかし、注文が殺到しており「初回以降、いつ販売できるようになるか見通せない」(広報担当者)。今後の販売情報はTwitterや公式オンライストアで告知していく予定。手に入れたい人はこまめに情報をチェックすることをオススメします。