21日午前8時に放送された「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で「リモート同棲」が特集された。
放送後から反響は大きく、ツイッターではトレンド4位に「リモート同棲」がランクイン。ネット上でさまざまな意見が挙がっている。
「リモート同棲」とは、実際には同棲をしていない恋人同士が、ビデオ通話を繋いだままで生活をすること。
番組では、仕事から帰宅後にビデオ通話を繋いだ上で、今日あった出来事を話したり、一緒にごはんを食べたり、同じテレビを観たりするカップルの例が紹介された。
すべての行動を共にするわけではなく、それぞれが自分の好きなことをして過ごす、無言の時間のほうが長いという。
特に何も話さなくても、互いの生活音が聞こえることで安心できるようだ。
またビデオ通話は就寝中も繋いだままで、起床して朝の準備を終え、家を出るタイミングで切るという。
番組では、羽島に感想を求められた山本アナが
「私はやりたくないですけど…見えてないとか、まだ知らないっていう神秘性があるほうが長続きするかなっていうのも思います」
と率直な意見を述べた上で
「ただ、繋がっていることで部屋を掃除したりとか、なにか料理を作っているとこを見せたりとか、自分を律することには繋がるのかなとは思います」
とコメント。羽島が「なにか猛烈に具体的なんですけど」と茶化す場面もあった。
番組放送後、ツイッターでは「リモート同棲」がトレンド4位に。賛否両論のツイートが飛び交っている。
「リモート同棲ってまたすごい言葉やな」
「付き合いてのキッショい大学生カップルと変わりなくて草」
「『リモート同棲』という表現に批判的な人が意外といてびっくりしてる。このご時世だからこそ、長電話を少しでもポジティブに再定義してもいいじゃないか」
若者の利用が多いツイッターだが、「私もしてみたい」といった好意的な反応のみならず、疑問を抱く声も少なくはないようだ。また、
「今日あった出来事を話す→Twitter
一緒にご飯を食べる→Twitter
同じテレビを見る→Twitter
つまり俺はフォロワッサンとリモート同棲をしていた…?」
「リモート同棲か。こちとらツイッター世界で、11年前からリモートグループホームだわい」
など、日常を呟くツイッターを「リモート同棲」と捉えてネタにするようなツイートも散見されている。
あなたは「リモート同棲」について何を感じただろうか。若者たちの反応は、ぜひツイッターで調べていただきたい。