■要約
・日本人の二人に一人は本を読まない。
・一週間に一冊以上読む人は2000人中の1割(200人)ほどにとどまる。
・読書はコミュニケーション能力がUPしたり、ストレス解消に役立ったりする。
日本では読書量が減っていると聞きますが、実際に日本人はどのくらい本を読んでいるのでしょうか?
読書効果について知る前に、日本の読書の現状について紹介します。
全く読まない人が約半数いる
文化庁が2018年度に行った「国語に関する世論調査」によると、1カ月に1冊も本を読まないという人は、2000人ほどのうち半数にのぼると言います。
残りの半数ほどの人は、1カ月に1冊以上本を読む人ですが、それでも2人に1人は本を読む習慣がないというのが現状です。
調査内では、1週間に1冊以上のペースで読書をしている人も1割(約200人)ほどいるとの結果ですが、約半数の人は本を読んでおらず、熱心に読書をしているのは一部の人に限られていることが分かります。
出典:平成30年度『国語に関する世論調査』の結果の概要|文化庁
そんな現状ですが、実は読書にはさまざまな効果があることが分かっていて、読まないともったいないと言う人も少なくありません。
今回は読書がもたらす主な効果を7つほど見ていきます。読書のメリットを具体的に知れば、きっと前よりは読書を好きになるでしょう。
本を読むとたくさんの言葉が出てきます。
知っている言葉はもちろんですが、全く知らない言葉も出てくるため、必要に応じて調べることも出てきます。
すると、自然とたくさんの言葉が身に付くはず。
同時に、良い文章にたくさん触れることで、文章力も磨かれると考えられます。
読書で高めた語彙力や文章力は、企画書・プレゼン資料・メールなどを作るビジネスシーンでも生かせるかもしれません。