「サン宝石」と聞いて、懐かしさを感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
小中学生向けに安価でアクセサリーや文具を販売している「サン宝石」が経営破綻していたことが分かりました。
2021年8月31日には民事再生を申請。
この発表によりサン宝石を応援しようという”かつての少女”達が立ち上がり、一時サン宝石公式サイトのサーバー集中も発生しました。
経営破綻に至った経緯や、サン宝石の今後について解説していきます。
小中学生の頃、お小遣いを握りしめてちょっとオシャレなアクセサリーや少し変わった遊び心のある文房具を買った方も多いのではないでしょうか。
サン宝石直営店はもちろんのこと、地方でのイベントショップには長蛇の列が出来ていたことが今でも思い出されます。
特にサン宝石オリジナルキャラクターの「ほっぺちゃん」が印象に残っている方もいるのではないでしょうか。
そんなサン宝石ですが、経営破綻し民事再生を申請する運びとなりました。
今回の経営破綻は「ほっぺちゃん」の人気に陰りが見え始めたことや、同業他社との競争の中で全国に44店舗あった直営店が閉店したことが理由だそう。
さらに新型コロナウイルスの影響で、イベントでの出店なども出来ず、ここ3年間は赤字が続いてしまったとのことです。
100円ショップや安価で様々なものが購入出来る時代になってきたからこそ、このような事態になってしまいました。
今回のサン宝石民事再生申請の報道を受けて、かつて少女だった女性達が立ち上がり、サン宝石を応援しようと、公式サイトは一時サーバー集中状態になりました。
この事態にサン宝石は公式Twitterで、「皆様のお心遣い、感謝いたします」とコメント。
また、今後も営業を続けていくため応援してほしいとの旨も綴っています。
小中高生のお小遣いは限られているため、これからも安くて可愛い商品にこだわっていくというサン宝石。
現在は公式サイトにて在庫放出セールや1円セールなど行っています。
直営店舗は全て閉店している状況ですが、今後もオンラインショップにて営業を続けていくことが考えられます。
新型コロナウイルスが落ち着いたら、イベントショップも再開してほしいですね。
今回の報道はSNS上でも話題になり、サーバーが集中状態になるほど今でもサン宝石の人気があることが分かりました。
懐かしく思った“かつての少女”も多くいるようです。
また「ほっぺちゃん」ブームが来るのでしょうか。
これからも皆さんでサン宝石を応援しましょう。