※本稿は食楽webの寄稿を一部編集・抜粋しています。
『シャトレーゼ』のプレミアムショップ「YATSUDOKI(ヤツドキ)」で評判になっている「プレミアムアップルパイ」をご存知でしょうか?
テレビやSNSでも紹介され、「これまでの人生で一番美味しい」、「サクサク感がたまらない」、「2個はペロリと食べられる」などと大絶賛。
一躍有名になりましたが、近くに「YATSUDOKI」がないと購入できないもどかしさがありました。
そんな声が届いたのか、ついに全国各地の『シャトレーゼ』で順次取り扱いをスタート。
いつものショップで気軽に買えるようになったのです。
早速買いに走った筆者、その美味しい理由を探ってみました。
「大きいのにペロリと食べられる」。その秘密はパイ生地にありました。
なんと仕込んでいるのは、酪農王国オランダにあるシャトレーゼのヨーロッパ工場なのだそう。
香りのよさが特徴のヨーロッパ産小麦に、芳醇な香りをもつフランス産発酵バターを混ぜ込んだ生地を作り、日本に輸送したら、南アルプスの白州名水と塩を加えて練り合わせ、パイ生地を作っていきます。
一般的なアップルパイでは、生地とバターを重ねて伸ばして作る方法が主流ですが、「プレミアムアップルパイ」は、あらかじめバターを練りこんだ生地を折りたたんで伸ばす特殊な製法を採用。
これにより、焼きたてはもちろん、翌日も変わらないサクサク感が楽しめるのだとか……!
パイの中に仕込む、りんごのキャラメリゼにもこだわりがあります。
りんごは旬の時期に合わせて生のりんごを全国から取り寄せ、一つひとつ手でむいてカットし、砂糖、はちみつ、カラメル、バターでじっくりソテー。
絶妙な食感を残して仕上げています。
密漬けのりんごが使われることが多いなか、生のりんごにこだわったのは、独自製法によるサクサクのパイ生地との相性が絶妙なため。製法のこだわりを知れば知るほど、期待が高まりますね。
型抜きされた生地にカスタードを絞り、キャラメリゼしたりんごをやさしくのせて封じられたアップルパイは、『シャトレーゼ』の各店舗に送られ、表面の切り込みや粉糖かけなど最後の下準備をし、高温で熱が一気に伝わるオーブンへ。
焼いている間にフランス産醗酵バターが生地の中で溶けて空間を生み、その空間が層になって、感動もののサクサク食感が生まれるそうです。
こちらのアップルパイ、店頭購入のほかオンラインショップでも購入できます(冷凍販売6個入)。素
材と製法にとことんこだわった大人気のアップルパイ、ぜひ味わってみてください。
(撮影・文◎池田実香)
●DATA
シャトレーゼ
https://www2.chateraise.co.jp/
※取扱店舗はホームページで確認できます