末期のガンで余命1カ月の宣告を受けたYouTuberの「りゅう」(登録者数1.9万人)が、結婚を発表しました。
りゅうは、29歳のとき骨肉腫という骨のガンを発症。10カ月の入院生活を送った後、昨年11月にガンが肺へ転移していることが判明(当時30歳)。ステージIVと診断されました。
さらに今年3月には、病状が悪化し余命1カ月もありうるとの宣告を受けています。
りゅうは、
「自分の経験談を通して、もしみなさんに、たとえば「自分の人生ってこのままでいいのかな」とか「仕事、時間に追われて本当に自分のやりたいことできているのかな」って悩まれている方がいらっしゃったら、みなさまになにかしらのエネルギーを与えられたらと思います」
と過去の動画では話しており、YouTubeでは重いガンとの闘病の体験談や生きる理由について動画を投稿しています。
深刻な状況が続く中、プロポーズにあたっては「自分が本当に彼女を幸せにできるのか、悩み続けてきた」というりゅう。
「僕のことを変わらず愛してくれている姿を見て、結婚する決意をより強くした」といい、
「彼女を幸せにするために「生きる」意志を強くすることができました」
と結婚への思いを語っています。
りゅうは、
「みなさまをはじめ周りの多くの方々に支えられて今、自分は生きています。
僕自身も、みなさまの支えになりたいです。」
と述べ、動画を締めくくりました。
コメント欄では
「泣きながら見てしまいました。
声、姿全てからお二人の人柄や素敵さが伝わってきます
どうか、お二人がずっと幸せでいられるよう祈らせて下さい。」
「ご結婚おめでとうございます💛💛💛
愛は計り知れないパワーを与えてくれると思います。
お二人にハッピーがたくさん降り注ぎますように。」
と、祝福のコメントが多く寄せられています。
今回の動画で、りゅうはどうしても行きたかったという新婚旅行に出発。
体調が優れず終始ぐったりとした様子の中、山梨県へと向かいます。
交際相手の女性は、2歳年上。りゅうが余命1カ月の宣告を受けたあと、彼女からの申し出で、結婚を前提に交際を始めたそう。
りゅうは以前の動画で「自分自身の意味」とは「彼女との幸せのために生きる」ことだといい、「病気のおかげで大切な人に出会えた」とも語っています。
りゅうは、まだきちんとしたプロポーズを済ませていなかったそうで、今回の動画では、サプライズで彼女に思いを伝えます。
「うれしい、本当に。ありがとうね。体調悪かったのにさ、この数日間。
準備してくれて本当にありがとう。」
と彼女は涙声で感謝の意を述べ、プロポーズは無事成功に終わりました。
感動のストーリーですね。以前矢田亜希子さんが出演していたドラマで、末期がん男性と結婚するというのがありましたが、やはりこの手の話は泣けてしまいますね。家族の反対もきっとあったでしょう。理解してくれない人も多いでしょうか。
それでも二人の愛を貫く純愛。今回のこの動画で感動をもらった方はきっと多いことでしょう。いずれ、テレビでドキュメンタリー特集として取り上げられるかもしれませんね。
二人で貴重な時間を過ごしていただければと思います。