歌手のGACKT(48)が重度の発声障害のため無期限活動休止することが7日、明らかになりました。関係者によると、現在は話すこともままならない状態で、国内の自宅で療養しているといいます。
エージェント事務所によると、GACKTは8月6日、所用のため滞在していたキプロスから帰国。「体調が悪い」と訴え、その後容体が急変。幼少からの持病である神経系疾患がきっかけとなり、一時は命に関わる状態に陥ったということです。
体調が悪化した状態が数週間続き体重は10キロほど落ちたそうですが、現在の容体は安定。ただ重度の発声障害が併発したため、声を出す仕事ができず無期限の活動休止となったといいます。関係者は「歌はもちろん、打ち合わせの会話もできない状態です。回復時期の見通しも立っていません」と明かしました。
GACKTは現在、毎週土曜にニコニコ生放送「GACKTと一緒に家呑み!!」を配信しています。8月14日から体調不良を理由に休止しており、同31日には9月の生配信を見合わせることが発表されました。ファンの間では新型コロナウイルスへの感染も心配されていたようですが、エージェント事務所は「新型コロナではありません」とコメントしました。
8月には19年に主演し大ヒットした映画「翔んで埼玉」続編の製作が発表されています。映画関係者によると8月下旬にクランクインし、GACKTは今月10日から撮影に入る予定でした。GACKTの体調悪化を受け撮影は中断されており、復帰に合わせて再開できるよう準備しているといいます。
今後についてエージェント事務所は、主治医がいて活動拠点でもあるマレーシアに戻り、持病や発声障害に関する精密検査をした後、活動再開に向けた治療に専念するとしています。
◇GACKT(がくと)1973年(昭48)7月4日生まれ、沖縄県出身の48歳。ロックバンド「MALICE MIZER」の2代目ボーカルとして、1995年10月~1999年1月にかけ活動。その後ソロ活動を開始。GACKTのファンの総称は「LOVERS」。
07年に大河ドラマ「風林火山」で上杉謙信を好演。俳優としての才能を開花させます。二階堂ふみとのW主演の映画「翔んで埼玉」は累計動員290万人、興行収入37億円を突破し、空前の大ヒットとなりました。
調査会社が実施したWEB調査では10代〜60代の認知度が97%。SNSの登録者数もLINE 約169万人、Instagram 約123万人、17LIVE 約400万人、Twitter 約92万人、中国のWEIBO約42万人と日々増え続けています。(2021年4月現在)