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鳴神裁、動画の削除を要求され憤慨!VTuberの“無断転生”騒動の顛末に苦言

鳴神裁、動画の削除を要求され憤慨!VTuberの“無断転生”騒動の顛末に苦言

2021年5月21日、“物申す系”VTuber「鳴神裁」(登録者数10万人)が「【悲報】裏切られました」を投稿。

「星灯なのら」(旧・輝星ひなの)(登録者数680人)の“無断転生”をめぐる騒動の顛末に苦言を呈しました。

VTuber、絵師に無断で“転生”し炎上

輝星ひなのは事務所無所属のVTuberで、“絵師”のセオノ氏が2019年12月、自身の描いたキャラの3Dモデルの“魂”(=いわゆる中の人)をツイッターで募集したことで誕生しました。ところが輝星は、5月7日に突然の“引退配信”を実施します。

引退を宣言すると同時に、新しいキャラクター「星灯なのら」として活動すると宣言。
“魂”はそのままに、“ガワ”(3Dモデルのデザイン)を新しいものに変更する、いわゆる“転生”を発表しました。

これを受けてセオノ氏はツイッターを更新。
輝星が無断で引退し、即“転生”をおこなったことに苦言を呈しました。
セオノ氏のツイートが広く拡散されたことと、“物申す系”VTuber「鳴神裁」(登録者数10万人)が今回の騒動を動画で取り上げたことがきっかけとなり、星灯なのらは炎上。

これに対して5月18日、星灯なのらは「輝星ひなの」名義で声明文を発表。
セオノ氏と、「モデレーターA氏」から「パワハラ」と「過剰な活動干渉」があったことを告白しました。

星灯なのらと鳴神の衝突

VTuberファンの間では、パワハラを受けた星灯を擁護する人もいる一方で、セオノ氏がパワハラをするまでに至った詳しい経緯を星灯が全く明かしていないことを懐疑的に感じる人もいました。
鳴神も、星灯が“セオノ氏が怒った理由”を一切明かしていないことに不信感を抱いていたそう。

また星灯が、鳴神を仲介役にしたとしても、セオノ氏とコンタクトを取ることは絶対にしないと言い張っていたことも不信を募らせる原因となったもよう。

一方、星灯は5月18日に声明文を出す前、鳴神に対し、星灯の声明文の内容を基に動画を作成してもらうことを交渉していました。
鳴神が5月11日に投稿した「【胸糞注意】配信中、絵師の前でガワと名前を笑い捨てたVtuber」の内容が、ことの経緯を把握せず一方的に星灯を批判するものとなっていたことに不満を感じていたようです。

鳴神はツイッターにて「もう直接やり合って欲しいけど片一方が対談断固拒否するし俺は動画出すつもりないです」とツイートしました。しかし星灯は5月19日、ツイッターで「私は(セオノ氏とコンタクトを取ることを)拒否していない」と主張。

星灯とセオノ氏、突然の和解

鳴神は星灯のツイートを受け、「では直接のやり取りの場を設けるのでDiscordのIDを教えてください」と提案。
しかし星灯は「ではこちら側の声明を基に動画を作っていただけるという認識でよろしいでしょうか」と返答します。
鳴神は「そんなことは言ってません」と拒否。それ以降星灯から返信が来ることはありませんでした。

5月20日の20時、セオノ氏から鳴神に突然「私達和解しました」と報告が。
セオノ氏によると、輝星ひなのの3Dモデル作成に関わっていたモデレーター3人のうちの「D氏」が、争いを見かねて仲裁を申し出、これにより和解が済んだようです。
これについて鳴神は「俺は正直腑に落ちなかったし、都合が悪いから消去法でこうしたんじゃとも思った」と苦言を呈しています。

鳴神、動画の削除を要求される

星灯は5月21日、ツイッターで「和解書」を投稿。
この内容が、鳴神を怒らせる原因となっているようです。
和解書の第7条には、甲(星灯)及び乙(セオノ氏)は、鳴神裁氏(以下、鳴神氏という。)にYouTubeチャンネル「Narukami Sabaki Official」に投稿した「【胸糞注意】配信中、絵師の前でガワと名前を笑い捨てたVtuber」を、削除するように、本和解書を以って、鳴神氏に要請する。

2週間以内に、要請がなされなければ、甲及び乙で、別途対応を協議するものとする。と書かれています。

「和解したからといって起きたことそのものがなくなる訳じゃない」と、動画削除に対応しない姿勢を見せました。
2人から何も聞かされていない鳴神は、「なにこれ。意識の外から急に殴られた件について。こんなん聞いてないし消すわけないだろ」と声を荒らげました。