来月に開催を控えた東京オリンピック。
今までも様々な問題が発生しているなか、今回は酒類の販売について議論が飛び交いました。
概要について詳しく見ていきましょう。
2021年6月22日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が会場で酒類の販売を検討していることが報道されました。
この報道後、関係者やSNSの間では批判が殺到しています。
オリンピック会場での酒類の販売は、アサヒビールが独占しておこなうとの報道もあり、アサヒビール公式Twitterには批判のツイートが集まっていました。
アサヒビール公式Twitter
しかしながらアサヒビールは「酒類見送りの判断を支持する」とのコメントを発表しており、会場内での独占販売をポジティブに捉えていたわけではないようです。
また、東京オリンピックでは酒類の持ち込みも禁止しており、アルコールに関しては許可しない方向を見せております。
このように批判の声が集まった要因としては、先日まで緊急事態宣言が発出されており、それに変わって今度はまん延防止等重点措置も発表され、普段の生活で酒類の提供を制限しているなか、東京オリンピック“のみ”許されているということが大きなものと言えます。
飲食店の休業や時短営業、自粛を求められているなかでの東京オリンピックの開催についても疑問の声が見受けられます。
ワクチン接種も最近始まったこともあり、不安に思う方も多いようです。
東京オリンピックの開催自体を巡って様々な意見や問題があります。
日本オリンピック委員会の幹部が自殺したり、ボランティアの多数辞退が発生したり、「本当に開催出来るのか?」と疑問に思うことも不思議ではありません。
新型コロナの状況も感染防止措置が取られているにも関わらず落ち着く見込みも不明瞭なまま。
開催時期を延期したとは言え、再延期や中止なども囁かれるほど国民の間ではオリンピックに対して良いイメージはないようです。
自粛を強いられているということもあり、不満もかなり溜まっていることでしょう。
東京オリンピックのみが優遇されるような対応が批判されるのは当たり前と言っても過言ではありません。
現時点では開催に向け準備が進められているようですが、今後の動向は掴めない状況であります。
会場内でも新型コロナ感染防止対策が取られているとはいえ、すでに東京オリンピックへのイメージは良いものではないようです。
みなさんはどんな印象を持ちますか。