「人狼」「クトゥルフ神話TRPG」に並ぶ人気アナログゲーム「マーダーミステリー」がスマートフォン向けアプリ「マダミス」としてリリースされるとAlchemy(SG)が発表しました。
マーダーミステリーはその名の通り殺人事件が舞台。プレイヤーが物語の登場人物になりきって事件を推理していく、推理型対人アナログゲームです。
マーダーミステリーでは、プレイヤーの中に「一般人」と「犯人」がいます。この点は「人狼」と似ていますね。
犯人役になったプレイヤーは他のプレイヤーにバレないように演技しつつ、別の人間に罪をなすりつけなければなりません。逆に一般人は出てくる情報を整理して誰が犯人か当てる必要があります。
シャーロック・ホームズのような名探偵になった気分が味わえる推理の爽快感と、プレイヤー同士の駆け引きのスリルが楽しいアナログゲームとなっています。
「マダミス」はiOS/Androidに対応したスマートフォンアプリとして登場予定。ジャンルは「オンライン体験型謎解きゲーム」とされ、本家マーダーミステリーとは違いソロプレイができるのが魅力。
また、本家では様々な作者から個別に入手しなくてはいけなかったシナリオ(ゲーム本編)も、アプリ版なら一括で入手できるようです。毎週一本無料シナリオが更新されるそうなので、初心者にも敷居が低いですね。
もちろん、マーダーミステリーファンのために有料シナリオも購入できるみたいですよ。
コロナで自粛時間が増える中、ゲームソフトを必要としないオンラインアナログゲームの人気が急速に高まっています。「人狼」「クトゥルフ神話TRPG」「マーダーミステリー」「インセイン」などは人気YouTuberたちも配信しています。
対人型のアナログゲームの特徴はなんと言ってもプレイヤー同士の「話し合い」がメインであること。
コロナで人と会話する機会が失われている今、他人と正面から意見をぶつけ合う対人型アナログゲームがコミュニケーション欲を満たすのに一役買っているのかもしれません。