アイランド株式会社が運営する、約3万人の料理インフルエンサー「フーディスト」が参加する、食からはじまるライフスタイル提案サービス「フーディストサービス」は、2021年上半期にブログやInstagram、TwitterなどのSNSで話題になった料理関連のワードを基にユーザーアンケートを実施。
そして、「2021年上半期のトレンド料理ワード大賞」を発表した。
※本稿は、PRTIMESによる寄稿を編集・抜粋しています。
「折りたたみキンパ」は、韓国風海苔巻き「キンパ」を裏技的に作ったもの。
切り込みを入れた海苔にごはんと具を置いて、パタパタと畳んでいくだけという手軽さと楽しさで注目を集めた。
複数枚の写真や動画で工程を見せる投稿が多く、仕上がりと作り方がセットで伝わることから実際にトライする人が続出中。
フーディーテーブルでの紹介記事は、公開から2ヶ月以上経ってもPVを伸ばしているという。
<ユーザーコメント>
・作ってみましたが、出来上がりをイメージして作る工程が楽しい
・おにぎらずよりも具が包みやすくて海苔の偏りもなくていいなと思って注目したので選びました
・これ考えた人天才!作りやすくて見た目も良くて組み合わせが無限で美味しい
低温で時間をかけて加熱ができる調理器のことでBONIQ、ANOVA、貝印など様々なメーカーから製品が販売されており、ここ数年話題になっている。
放っておくだけでローストビーフやステーキ、サラダチキンが本格的においしく作れると料理好きの間で支持を集め、レシピブログの検索数も昨対比で4倍以上の伸びに。
おうち時間の増加に伴って、調理家電へのニーズが高まっているという。
<ユーザーコメント>
・ちょっと難しそうな料理も簡単にできると話題になったので
・プロのわざを自宅再現!という意味で、ステイホーム期間のおうちご飯のレベルアップに注目されました
・今一番ほしい調理器です。塊肉を柔らかく仕上げるのでレストランなどでも使われていると思います。放置しておくだけなので、手間がいらないのも良いと思います
大賞は、イタリア・ローマ生まれの伝統的なスイーツ「マリトッツォ」に決定。
ベーカリー商品の人気を追うように手作り派が登場し、市販のパンを使っても近いものが作れるというハードルの低さから投稿が増えて一気に認知が広まった。
フーディーテーブルでの紹介記事や公式Instagramでのリポストをきっかけに知った人も多く、2021年6月現在Instagram上の「#マリトッツォ」投稿数は8万件以上にのぼる。
<ユーザーコメント>
・インスタで見ない日はないほどたくさんのお店や、個人の方でマリトッツォの写真を載せている
・見た目が好き、背徳的な生クリームたっぷりなのを食べたくなります。市販のミニパンでもそれっぽくできるところがいいです
・元々のシンプルなものからどんどんアレンジされて、フルーツをくっつけたりあんこを挟んでみたりキャラクターの顔になってたりとどんどん進化してるのがすごいと思います
1)おうちで外食&旅気分!ますます過熱する台湾グルメ
2)エコバック普及率7割!身近になったSDGs
3)プレミアムを楽しむ!ちょいリッチな消費スタイル
4)おいしいのは当たり前!多様化する健康志向
コロナ禍での生活が1年以上続き、外出自粛による巣ごもり需要も落ち着きを見せ始めている2021年上半期。
ワクチン接種がようやく始まり、多少は前向きなムードが漂いはじめているものの、まだ予断は許さない状況もあり、最低でもこの一年は巣ごもり生活は続くと予想される。
各社からは生活様式の変化を緻密にとらえた革新的な製品やサービスが続々と展開されている。
制限された今の生活から次なる日常に向けて、より豊かに、より健康的に、よりサステナブルに過ごしていくことを意識したキーワードが注目を浴びそうだ。