金メダルラッシュとなったスケートボード男子・女子ストリート。
日本代表選手の活躍の一方で、瀬尻稜さん(24)による解説がフランクで最高だと話題になっている。
今回の東京オリンピックで初採用の競技となったスケートボード。
25日には男子ストリート決勝が行われ、堀米雄斗(22)が初代金メダリストに、また26日に行われた女子ストリート決勝では、西矢椛(13)が金メダルを獲得した。
西矢椛は五輪史上、日本人最年少の金メダリストとなる。
こうした選手たちの目覚ましい活躍の一方で話題となっているのが、プロスケートボーダーの瀬尻稜さんによる解説。
25日の男子決勝の段階で「鬼ヤバいっすね」「ハンパねぇっす」といったフランクな表現が注目を集めていたが、中でも話題をさらっているのが26日の女子決勝時、実況を務める倉田大誠アナウンサーとの
瀬尻:練習でも一人だけゴン攻めしてて~
倉田:ゴン攻めというのは…?
瀬尻:…(笑)、攻めてるってことです
というやり取りだ。
「ゴン攻め」は、瀬尻さんの発言から10分ほどでツイッターでもトレンド入り。26日現在「瀬尻さん」もトレンド入りを果たしている。
瀬尻さんと倉田アナとのやり取りは
瀬尻:スケボーは技がたくさんあるので
倉田:どれくらいあるんでしょう?
瀬尻:無限っすね
なども「癖になる」と話題。瀬尻さんのフランクな解説に対し、ツイッターでの反応は概ね好意的と捉えていいだろう。
「スケボー女子の予選段階でも解説の瀬尻さん語録は面白い」
「スケボー解説の瀬尻さん面白くて素人にも分かりやすいから裾野ひろがったんじゃない??w」
「スケートボード女子、ストリート、解説の瀬尻さん、最後にしみじみおっしゃっていたことが良かった。スケボー、これまでは不良というイメージや、何か迷惑な人たちという印象があったかもしれないけど、これで変わればと。スケボーをやる人たちと、一般の方々が、街で共生できればと。賛成」
また実況を務める倉田アナも、実はストリート文化に精通する人物であることから、意味をわかった上で聞き返すという「役目」を果たしている点にも注目が集まっている。
競技で奮闘を見せた選手たちへはもちろんのこと、フランクながら選手への愛が感じられる瀬尻さんの解説と、的確な実況で競技と視聴者を繋ぐ倉田アナとの名コンビにも、盛大なる拍手を送りたい。