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「青天を衝け」 五輪中断後も視聴率アップ 根強いファンの存在を示す

青天を衝け

東京五輪の放送の影響を受け、放送を一時休止。15日は4週間ぶりの放送でしたが、前回より0.2ポイントもアップし、人気を維持していることがわかりました。

大河ドラマ「青天を衝け」の第25回の見どころと作品の魅力

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の22日放送の第25回から、主人公・渋沢篤太夫(吉沢亮)がパリから帰国し、活躍の舞台が日本となります。

NHKによると、帰国した篤太夫は、横浜で杉浦愛蔵(志尊淳)や福地源一郎(犬飼貴丈)らと再会、幕府が薩長に敗れた経緯や、徳川慶喜(草彅剛)や幕臣の動向を聞かされます。さらに、川村恵十郎(波岡一喜)と須永虎之助(萩原護)から、渋沢成一郎(高良健吾)、尾高惇忠(田辺誠一)、渋沢平九郎(岡田健史)のその後を知らされます。成一郎らは彰義隊を結成するも、すぐに分裂、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からくなり、成一郎は函館へ向かったとのこと。頭の中が整理できない中、篤太夫は故郷・血洗島へ戻る内容ということです。  

彰義隊、振武軍、新政府軍という言葉が飛び交う国に帰国して、篤太夫が力を発揮するのは経済の世界。これからの時代に主人公の本領が発揮されるという作品で、視聴者は楽しみにしているようです。そう感じるには理由があります。 

「青天を衝け」は、東京五輪の放送の影響を受けて、放送を一時休止し、15日放送の第24回は4週間ぶりの放送でした。休止後に再開した場合、視聴率が下がるケースがあるようですが、ビデオリサーチによると第24回の平均世帯視聴率は14.3%と、7月18日放送の第23回の14.1%から0.2ポイントアップしたそう。  

コロナ禍で一時放送が休止となった前作「麒麟がくる」は、休止前の第21回(昨年6月7日放送)は16.3%でしたが、再開した第22回(昨年8月30日)では14.6%と視聴者が少し離れてしまった様子。また、同様に昨年度前期の朝ドラ「エール」も休止直前は20%台でしたが、再開後しばらく18%台となりました。

また、SNSでは徳川慶喜を演じる草彅剛に対し「熱演などとは別次元の圧倒的な情調と風格。一度登場したら目を離せない、心をつかんで離さない」「慶喜役は素晴らしく観るたび引き込まれる」という声が多く上がっており、出演中の俳優も注目を集めているようです。

※視聴率はビデオリサーチ調べ