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ディープインパクトの娘スノーフォール完勝!好時計で初対戦の古馬撃破

ディープインパクトの娘スノーフォール完勝!好時計で初対戦の古馬撃破

現地時間19日、イギリスのヨーク競馬場でG1・ヨークシャーオークス(3歳上牝・芝2370m・7頭立て)が行われ、スノーフォールが4馬身差で優勝。欧州オークス3冠を達成しました。

凱旋門賞最有力馬という評価をより一層、強固なものとしました

道中は後方2番手を進んだ1番人気スノーフォール(牝3、R.ムーア騎手)

が、長い直線で外から脚を伸ばし、一気に先行各馬を一飲み。  

最後は最後方から追い込んだ3番人気アルバフローラ(牝4、R.ライアン騎手)に4馬身差をつけて優勝しました。勝ちタイムは2分26秒61(良)。前年のラブより4秒70、一昨年のエネイブルより3秒29速い勝ちタイムでした(馬場はいずれも良)。  

アルバフローラから2.3/4馬身差の3着は、スノーフォールの僚馬で最低人気の伏兵ラジョコンダ(牝3、H.ドイル騎手)。重賞4連勝中だった2番人気ワンダフルトゥナイト(牝4、W.ビュイック騎手)は、さらに1.3/4馬身差の4着に敗れました。 

レーシングポスト電子版は騎乗したライアン・ムーア騎手の談話を紹介。

ムーア騎手は「彼女(スノーフォール)は特別な感触を与えてくれました。あっという間にレースが終わってしまいました」とその勝ちっぷりを大絶賛。「馬場状態については心配していませんでした。英オークスは軟らかい馬場で勝っていたし、昨年もソフトな馬場を何度も走っていました。いろんな状況に対応できますし、彼女にとっては大きな問題ではありません」と話し、衝撃の走りを続けるディープインパクト産駒にさらなる期待を寄せました。

今後は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)へ直行するか、1戦挟む予定になっている。

スノーフォールの母ベストインザワールド(父ガリレオ)は現役時にアイルランドでG3を勝利。1歳上の全姉ファウンドもオブライエン師が管理し、16年の凱旋門賞(日本で最初の海外馬券発売が行われたレース)を制している。父ディープインパクトの果たせなかった凱旋門賞制覇、おばに続く凱旋門賞制覇へ、スノーフォールの今後の動向から目が離せない。