エンタメ・芸能・youtube・SNSをまとめたメディアサイト!

J復帰の大迫勇也 いきなり先発で勝利導く 「かなりしんどかった」

大迫勇也

ドイツ2部ブレーメンから神戸に移籍の日本代表FW大迫勇也(31)が、鹿島時代以来約7年8カ月ぶりのJリーグ復帰をいきなり先発で飾りました。

大迫の復帰はサプライズ。7年8カ月ぶりのJの舞台

23日にチーム練習に合流したばかりで、アウェー大分戦に先発。後半31分までプレーし、ゴールこそありませんでしたがさすがの存在感を示した。MFイニエスタがPKで決勝ゴールを決め、神戸が3-1で勝利しました。首位川崎Fは0-1で福岡に敗れ今季初黒星。13戦負けなしの2位横浜が勝ち点1差に迫りました。     

大迫の7年8カ月ぶりのJリーグ復帰はサプライズでした。ドイツから帰国、隔離期間をへて23日にチーム合流したばかり。その2日後、アウェーの大分戦で先発のピッチに立ちました。鹿島時代の13年12月7日広島戦以来のJの舞台でした。 

三浦監督は「もたなくてもいい。スタートで出て少しでも長くプレーして選手の特徴を理解してほしいということで決断した」と明かします。大迫は「かなりしんどかったですよ」と苦笑いも、「今日出られたことは次につながる。これからコミュニケーションをとってビデオを見ていけば、さらによくなる感触がある。レベルアップしていきたい」と意欲的に語っていました。 

指揮官は「(大迫は)ゴールこそなかったが、ボールがしっかり収まるしその他の仕事はしっかりしてくれた」。前半ロスタイム。MFイニエスタが決勝点を決めたPKは、大迫と武藤のコンビで相手のハンドを誘発して得たもの。大迫は「ヨッチ(武藤)がうまく抜けてくれて、いいプレーだったと思います」と振り返っていました。 

イニエスタとの共演も楽しみをつなぎました。「アンドレス(イニエスタ)がボールを持ったら何か起きそうな気がする。やっぱりすごいなと」。3位に浮上したチームをさらに押し上げる期待感ばかりが膨らみます。

大迫 裕也(おおさこ ゆうや)、1990年5月18日生まれ

鹿児島県加世田市(現:南さつま市)出身のプロサッカー選手。ポジションは海外移籍後は主にMF、日本代表ではFWを務めます。主に左サイドでプレーしています。Jリーグ・ヴィッセル神戸所属。日本代表。

2014年、2018年W杯メンバー。全国高等学校サッカー選手権大会における一大会最多得点記録(大87回・10得点)保持者。

「大迫半端ないって」に関連するエピソード

2009年、第87回全国高等学校サッカー選手権大会準々決勝で対戦し、大迫の2ゴールなど鹿児島城西に計6点を許し敗れた滝川第二の主将(DF)が試合後に「大迫、半端ないって! あいつ、半端ないって! 後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通」と発言した映像がテレビで放送されたことからその発言が有名になりました。大迫とは2008年3月に行われた沖縄高校招待サッカー大会でU-18JFA選抜としてチームメイトでした。