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栄養士が警告!朝食に避けるべきメニュー6

栄養士が警告!朝食に避けるべきメニュー6

体にエンジンをかけ、ランチタイムまでの大事なエネルギー源になる朝食。だからこそ何を食べるかが重要だ、と話すのは、栄養と減量の専門家で栄養士の資格を持つピッパ・キャンベルさん。幅広い食材をバランスよく適量ずつ食べるのが大切だけど、さまざまな理由から毎朝食べるのは避けた方がいい食材があると教えてくれた。ただし、適量を守ってたまに食べるには問題ないそうです。

1:白いパン

「茶色いパンと比べると、トーストされた白いパンの食物繊維の含有量が少ないため、満腹感の持続時間が短くなります。茶色いパンを選ぶときには、原材料を慎重にチェックすることが大事。ラベルに“全粒”と記されていれば栄養は強化されていますが、単に“全粒風味”となっていれば栄養的には白いパンと変わらないということもありえます。また、添加物をできるだけ避けるため、原材料として表示されている原料の数が少ないパンを選ぶのもポイント!」

2:スムージーだけ飲む

「朝食としてスムージーだけを飲むと、大量の糖分を摂取することになります。フルーツを混ぜると、その細胞壁から糖分が放出され、遊離糖へと変化します。遊離糖は歯の健康、エネルギーレベル、健康的な体重の維持にもデメリットをもたらします。フルーツの量は最小限度に留め、その分葉野菜を多めに加えてください。また、スムージーにはタンパク質がほとんど含まれていないため、満腹感が持続しにくいという欠点もあります。スムージーを飲むなら、消化しやすく、満腹感を持続させてくれる植物ベースのプロテインパウダーをスプーン1杯分加えることをおすすめします」

3:糖分の多いシリアル

「健康的な朝食は血糖値を維持するため、間食する必要を最小限にとどめ、1日中体力を持続させてくれます。そこで大切なのは糖分です。糖分の多いシリアルを食べると、血中のブドウ糖レベルが上昇し、一時的には体力の向上を感じたとしてもそれが持続しないため、後からだるさを感じてしまうかもしれません。できれば、糖分の少ないシリアルを選ぶように心がけましょう」

4:味付きオートミール

「1日のスタートを切るうえで、オートミールは健康的で栄養価の高い食べ物といえますが、小分けされているものや味つきのインスタントタイプのものを選ぶと、すべての努力が台無しに。インスタントのオートミールの多くには、大量の糖分と塩分が加えられています。プレーンなオートミールを買って、自分で味付けをしてみてください。ブルーベリーやスライスしたバナナを加えれば、糖分を抑えつつも栄養価をアップすることができます」

5:ベーグル&クリームチーズ

「全粒と異なり、ベーグルに使われている精製された小麦粉からは食物繊維や栄養素が除去されているため、健康的なメリットがほとんどありません。また、ベーグルは高密度なため、一般的な薄切りのパンと比較すると極めて高カロリー。食べるのなら、低GI値のライ麦パンを選べば、血糖値とインシュリン値の急上昇を抑えることができます。また、乳糖不耐症でない限り、クリームチーズをたまに食べても構いませんが、脂肪分とカロリーが高いので、毎日食べないようにとアドバイスしています」

6:シリアルバー

「シリアルバーの多くは、多量の糖分を含んでいながら、タンパク質の含有量が低い傾向にあります。そのため、チョコレートバーを食べるよりシリアルバーを選んだ方が健康的だと思うかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。多量の糖分は、血糖値、インシュリン値、炎症を上昇させる可能性があり、注意が必要です」

※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。