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すれ違っただけで感染か、コロナ変異株「デルタ株」の脅威

ウイルスとマスク

コロナ変異株「デルタ株」がオーストラリアの研究ですれ違っただけでも感染する恐れがあると判明しました。

これは飛沫感染型である従来のコロナウイルスとは比べ物にならない脅威の感染力です。

コロナ変異株「デルタ株」とは

「デルタ株」はインドから発生した新型コロナウイルスの変異株です。これまで感染力が高いと言われていたのはイギリス由来の「アルファ株」でしたが、「デルタ株」はその2倍近い感染力と見られています。

インドでは既にデルタ株がまん延し、地獄の様相。そこから大陸全土にデルタ株が広がっていっています。日本でも既に感染報告が出ており、都内感染者のおよそ3割がデルタ株という検査結果も報告されています。
さらに恐ろしいことに、デルタ株は従来のコロナウイルスより入院リスクが高いことも指摘されています。病床不足・医療崩壊が指摘されている現在の状況でデルタ株がまん延したら、適切な処置を受けられないまま死亡する可能性もあります。

「デルタ株」の防ぎ方とは

すれ違っただけで感染すると見られる「デルタ株」には、未だ有効な感染対策が見つかっていません。

従来のコロナウイルスに有効とされていたマスクも「デルタ株」にはほとんど効果がないようです。「同じ空間に居るだけで感染する恐れがある」ため、人の集まる場所に居ること自体危険なのです。

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ブラッド・ハザード保健大臣はデルタ株の感染経路分析を受けて

「この2人(最初に感染が確認された2人)は、通りすがる状況で、10cmから恐らく50~60cm程の距離範囲にいたようだ」

会見で発表しました。

つまり、スーパーですれ違うだけ、同じ乗り物に乗っただけでも感染する可能性が高いのです。

日本政府の水際対策は?

日本政府は現在、「デルタ株」の具体的な対策について方針を明言できていない状況です。ただし、デルタ株の存在自体は認めており、定期的に注意喚起は行っています。

これからデルタ株の拡大が進めば、更なる自粛要請がかけられることになるでしょう。今まで「三密」の防止を徹底し、飛沫感染さえ防げば良いという方針でしたが、デルタ株には無意味です。

「外出しない」「人と会わない」という二点が重要になってくるでしょう。

「デルタ株」に対するネットの声

SNSではまだ認知度が低い「デルタ株」を警告するユーザーや、不安を示すユーザーなどから様々な声があげられています。