緊急事態宣言下で31人のYouTuberが飲み会をした事件で、参加者の一人だった『ヘラヘラ三銃士』が視聴者を挑発する動画を上げて大炎上しています。
『ヘラヘラ三銃士』はありしゃんさん、さおりんさん、まりなさんの3人がやっている配信チームです。3人はモデルやグラビアといった仕事もこなしていました。
登録者数は114万人と超人気YouTuberでしたが、今回の挑発動画で大炎上後は6万人のユーザーから登録解除されています。
問題の動画は「謝罪。この度は申し訳ございませんでした」というタイトル。サムネイルもさおりんさんが丸坊主にしたかのような写真でしたが、クリックすると普段の髪型のさおりんさんが「炎上パンチ」という歌を披露するという内容。いわゆる「釣り動画」です。
「炎上パンチ」は「解除祭りされて大草原」など挑発的な内容の歌詞。明らかに不適切な内容だったため、今回の騒動で心配して見に来たファンも唖然。
「どうしてこの動画をアップしたのかわからない」「炎上するってわかってアップしてるんだよね?」等、困惑・失望する声が相次ぎました。
『ヘラヘラ三銃士』もさすがにマズいと思ったのか、動画は既に削除されています。後日きちんとした謝罪動画もアップしていますが、YouTuberは動画が見れられるほど宣伝になるので「あえて見ない」という選択をする人も多いようです。
また、削除された問題の動画は視聴者の手によってスクリーンショットや録画が保存・再アップされています。こちらは『ヘラヘラ三銃士』の収入には繋がりません。
飲み会に参加したことを開き直って挑発したYouTuberは『ヘラヘラ三銃士』だけではありません。
『えびすじゃっぷ』というグループも「ぶっちゃけあまり反省してません」「飲み会などは自己責任で行けばいいと思います」と開き直り発言をして炎上。コラボ商品のリリース取り下げが発表されました。
また、謝罪動画を上げたものの炎上してしまったのが『水溜りボンド』。実は、今回の飲み会の会場になった店舗が『水溜りボンド』トミーさんの経営する店だったのです。
これを受けて『水溜りボンド』はレギュラーTV番組の放送休止、YouTubeでの活動も縮小するそうです。
ネットでは「感染拡大防止に努力している医療従事者を馬鹿にしている」「事の重大さをわかってない」というもっともな批判が集まっています。
ファンの間でも失望の声が相次いでいます。
飲み会も釣り動画も少し考えれば炎上するとわかるはずですが…やはりそこが「芸能人」と「YouTuber」の違いなのかもしれませんね。