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卓球界悲願の五輪金へ 水谷・伊藤 混合ダブルス、26日決勝

水谷・伊藤

東京五輪第3日の7月25日、 東京体育館で混合ダブルス準決勝が行われました。 

世界ランク2位の水谷隼(32=木下グループ)伊藤美誠(20=スターツ)の“じゅんみま”ペアが準決勝で、台湾ペアに4-1で勝利し、決勝に進出を決めました。決勝戦は26日午後9時ごろに中国のペアと対戦予定です。

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/07/25/gazo/20210725s00026000398000p.html

※スポニチSponichi Annexより

今大会から新種目となった混合ダブルスで銀メダル以上を確定させた2人。

「1試合ごとに強くなっていく」と前向きです。卓球界悲願の金メダルまであと少しです。<h2>

昼に行われた準々決勝では最終セット、6―10とマッチポイントを握られながら、逆転勝ち。その勢いを持ちこみたい夜の準決勝。第1ゲームを11―9で取ったが、第2ゲームは6-11で落とす一進一退の展開。それでも第3ゲーム。9-9からの長いラリーを制して得点し、第3ゲームを11-9で取ると、流れをつかみます。第4ゲームは11-6、第5ゲームも11-6で制しました。  

水谷は「最高としか言えないです」と話し、伊藤も「すごく楽しかったです。本当にやりたい放題にやって、すごく自分たちらしいプレーがすることができた」と話しました。  

水谷が「今日、彼女のプレーが本当に素晴らしくて、最後はもう託したというか、彼女に任せる思いでプレーしていた」と話す通り、伊藤が絶好調。伊藤も「足がすごく動いてましたし、感覚もすごく良かったので、何でも入るかなと思った。水谷選手がコースを突いてくれて、相手選手にも100%の力で打たせないということができた」と語り、強い信頼関係を感じさせました。  

水谷が「準々決勝で苦しい試合の中、お互いがあきらめないで最後の1本まで戦えたのは、お互い成長したと思う。この勢いのまま決勝を頑張りたい」と話すと、伊藤は「まだ1度も勝ったことがないので、とにかく思い切って楽しんで勝ちたい」と話しました。

決勝で対戦する世界ランク1位の中国ペアには過去全敗と分は悪いのですが、伊藤は「1試合ごとに強くなっている自分たちが嬉しい」とペアの成長について前向きに語っています。

ともに静岡県磐田市出身。水谷は伊藤の幼少期から知る仲です。卓球界悲願の金メダルへ期待は高まります。