緊急事態4府県追加にひろゆき氏コメント、「お盆に帰る人は帰る」

実業家のひろゆき（西村博之）氏が30日、ニュース番組「ＡＢＥＭＡ　Ｐｒｉｍｅ」（ＡＢＥＭＡ　ＴＶ）にリモート出演し、政府のコロナ感染対策についてコメントした。

Twitterでも以下のようにつぶやいている。

政府、大阪や千葉など4府県への緊急事態宣言発令へ

政府はこの日、感染が急増している大阪、埼玉、千葉、神奈川の４府県への緊急事態宣言発令を決定。

いずれも８月２日から３１日までで、発令中の東京都と沖縄県の期限も３１日に延長とのこと。

また、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の５道府県にはまん延防止等重点措置を適用すると決定した。

ひろゆき氏によるコメント

ひろゆき氏はこれに対して、「お盆もあって（地元に）帰る人は帰ると思うんですよね。緊急事態宣言出ようが出まいが、もうチケット取っちゃったしって話だと思うので。多分もう９月ぐらいまでは感染者が増えるのは、止まんないんじゃないかなと思いますけどね」との意見を述べた。

また、世界のコロナ対策について「オーストラリアとか中国とか台湾とか『完全に抑えました』っていう国のパターンと、『もう抑えるの無理だけど、ほんとにヤバい時だけちょっとロックダウンして、あとは感染しながら生きていこうぜ』っていうヨーロッパのパターンと２種類がある」とし、「日本って間違って完全に抑えてる国の真似してる」と鋭い指摘も。

その上で「でもあれをやるんだったら、政府が人権を完全にコントロールして、マスクしないんだったら罰金取るし、逮捕するし、刑務所みたいなとこ突っ込むよってやんなきゃいけないんですけど、それもやらない。なので結果として、欧州のように感染が広がったままなのに、感染ゼロで打ち勝つことが『できる』と、誤解しちゃったんですよね。そこが政府の間違いかなと思うんですけど」と分析した。

ネットの声はひろゆき氏を肯定する意見が目立つ

「この国は戦後ずっと検証と総括をしないままに来たから、ひろゆき氏が言う対応になるべくしてなってると思う。よく海外に比べて日本は死者が少なく感染者も少ないと比較しますが、そんなこと日本国民にとっては何の気休めにもならないしそれがどうした？って感じ。自分に対して不利益が降りかかろうとしてるときに他と比べてマシなんだから我慢しなさいは憲法からもズレた観点」。

「お盆いつもの混雑とそう変わらない気がする。もう一年以上帰ってないとなれば去年よりは確実に増える。緊急事態宣言と言っても、もっと分かりやすく端的に言わないともう、なんだそれ？な感じになってるよきっと。誤解というか、無策」。

ネットでは長く我慢を強いられている市民の悲痛な声が多かった。今後の政府の言動に注目したい。