FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グル大迫が決勝弾!日本、粘る中国を下して勝ち点3獲得ープB第2節が7日に行われ、日本代表と中国代表が対戦しました。前半40分には伊東純也のクロスから大迫が決めて先制します。後半も試合を支配した日本は追加点を得ることができなかったものの、相手に得点を許すことなくシャットアウト。2戦目で重要な勝ち点3を手にしました。
初戦でオマーン代表に敗れ、黒星スタートとなった日本。負けられない中国戦ではGKに権田修一、最終ラインは右から室屋成、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都が並びます。ダブルボランチには遠藤航と柴崎岳が入り、前線は右に伊東純也、左に古橋亨梧、トップ下に久保建英、ワントップに大迫勇也が起用されました。
立ち上がりから敵陣に押し込む日本は23分、久保が大迫とのワンツーでペナルティエリア内右に侵入し、フェイントから右足でシュートを狙いますが、惜しくも左ポストを叩きます。
攻め続ける日本は38分、久保のミドルシュートをGKが弾くと、こぼれ球に反応した伊東が折り返し、フリーの大迫がシュートを放ちますが、左ポストを直撃。決定的なチャンスを逃してしまいます。それでも直後の40分、右サイドで仕掛けた伊東がスピードで相手を振り切り鋭いクロスを供給。ゴール前に走り込んだ大迫が右足で合わせてネットを揺らし、先制に成功しました。
1点リードで折り返した日本ですが、後半開始早々にアクシデントが発生。右ひざを痛めた古橋が50分に負傷交代を強いられ、原口元気が送り出されるました。
後半は中国がボールを持つ時間が長くなり、日本はなかなかチャンスを作り出すことができないまま時間が経過。打開を図り76分に伊東との交代で鎌田大地を投入。87分にはミドルレンジから柴崎が右足で狙うと、強烈なシュートが枠を捉えたがGKに阻まれてしまいました。
その後は日本が追加点を狙いながら相手陣内で時計の針を進め、このままタイムアップ。日本が1-0で中国を下し、勝ち点3を獲得しました。
大迫は試合後、「最低限の結果は出せました。最初の勝ち点3は常に難しいですし、この勝ち点3をキッカケに勝ち点を取り続けたいです」と語り、決勝弾の場面については「試合前から純也と話していました。そのとおりのボールがきて、良いゴールだったと思います」と狙い通りの形だったことを明かしています。
さらに大迫は先制点までにチャンスを逸していたチームの中で、「最終予選に簡単な試合は一つもないので、しっかりと我慢しながら、決めるべきときに決めようと心がけていました」との胸中だったことを明かし、「これを続けて、厳しい試合が待っているので頑張っていきたいです」と気を引き締めているようでした。
日本は10月7日に第3節でサウジアラビア代表と対戦します。